1914年(大正3年)に創業した窯元で、百年以上にわたり日々置物の生産を続けています。
現在の主力商品は、招き猫やふくろうなど縁起物。
他にも季節商品として干支や雛人形等を生産し、近年ではキャラクター商品の素地など現代的な需要に応えた多種多様な素地を生産しています。
宮創製陶所
Kutani ware ornament
絵付けされる前の艶のある白い素地。
九谷焼の素地は石川県小松市八幡で採れる花坂陶石を原料に制作され、特徴としては、比較的鉄分が多いため焼き上がった素地は、青みがかった味わい深い白に仕上がります。宮創に100年以上受け継がれた技術力と品質で仕上げた白磁。その魅力を活かした、現代のインテリアやライフスタイルに合う白い置物です。また、ご自分のお好みに合わせカスタマイズすることもできます。
宮創マット釉薬によるカラー商品。
素地で使われている花坂陶石の残土を利用し、九谷焼には珍しい艶のないざらざらした(マットな)質感に仕上がる釉薬を開発しました。現代のインテリアやライフスタイルに九谷の伝統を最適化させることをコンセプトに、これまでの九谷焼には存在しないカラー商品を展開いたします。
Kutani ware plant pot
植物の「住み良い」を考える鉢『Condo』-コンド-
植物がそばにある暮らしは、私たちにエネルギーと安らぎを与えてくれます。
新しい芽吹き 風に揺れる葉っぱ 陽射しが映す優しい木陰
植物がそこで生きている、それだけで自然とリンクしているような気持ちにさせてくれる。本来、大地に根を張り生きているのが自然体の姿です。
共に暮らすパートナーに少しでも自然に近い住み良さを感じて欲しい。大切な根と土、それを包むのは居心地の良い部屋のような鉢。
全てに九谷焼で使われる小松市八幡の花坂原石山で採れる「花坂陶石」を使い、植物にとってより自然に近い環境を作りました。
九谷焼Plant pot『Condo』は植物の「住み良い」を考え、生き生きとした植物たちと共に暮らすためのアイテムです。
kutani-reuse
製造の段階で発生した不具合(主に鉄粉等の異物によるものや、軽微な傷など)が原因で、不良品として扱われるもの。
外観や、使用に際し何の問題の無いものもこれまでは不良品として扱われ、廃棄されてきました。
宮創製陶所では、新しい用途を与え再価値化し、新しい九谷焼の魅力として提案します。